日々是徒然http://wakanabox.hippy.jp/
一生思春期。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
新しい年、変わらない場所。 17:48

 

愛情、優しさ、努力、忍耐、誠実、喜び、感謝。

どんなに時が経とうと

どんな時でも

変わらずに保つことは、結構大変で

その度、私は自分が試されてるような気がする。

 

敵はいつも、決まって自分自身で

ああでもないこうでもないと、ひとり相撲をとった後

勝ったり負けたり

自信をつけたり反省したりする。

 

だけど、どうだろう。

私は自分以外の、敵を知らない。

自分自身以外のものに

自分の素行の善悪とは無縁のものに

脅かされたことが、ない。

 

本当の戦争も、災害も知らない私は

自分にはどうにも出来ない社会の流れや大きな力に

挫折したことが、ない。

 

 

7年経った海は

まるで何事もなかったように

私が子供の頃とまるで変わらず、清く穏やかで美しく。

だけども、町は確実に

昔には戻れないと、姿を変えて。

そうして、そこで暮らす人たちは、

変わらないものを、保ち続けていたものを

少しづつ少しづつ、けれども着実に取り戻しているように思えた。

 

 

もうちょっと、信じよう。

大きな力に左右されながらも

変わることのない力が、自然には、生き物にはあるんだ。

私にだって、きっと、ある。

 

自分自身の中にある小さな敵に

いちいちビクつかず、

目先の不安に怯えずに、

変わらない力を

それがここに在ることを

信じよう。

 

 

 

 

 

 

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
2017→2018 18:44

 

 

2017年はどんな年だったのか振り返ってみる。

 

振り返ろうとすれば、思い出すのは今までの大晦日の過ごし方だったり

正月の思い出だったりで

結局、今日に至るまでの365日は、なんだかぼんやりして、

なんだかピントが合わない。

 

振り返るには、早過ぎるのかな。

 

そう思った途端、しっくりきた。

あと何年かしたら、この2017年がどんな年だったのかわかるのかな。

 

 

 

元旦には氏神さまにお参りに行けないので、

今日、行ってきた。

 

頭を下げて、手を合わせたら

お礼しか浮かばなくって

それが具体的には何なのかと言われれば

やっぱり、ピントが合わないのだけど

何はともあれ、今年も氏神さまにお礼を言えるということが

何よりもの有難い出来事だった。

 

 

 

あと何年かしたら、この2017年がどんな年だったのかわかるのかな。

 

だとしたら、

あの年のおかげで、今があるのだと

あの年のおかげで、未来を恐れずにいられるのだと

そんなふうに思える、この先を生きていきたいね。

 

あの年はヒヤヒヤしたと、

あの年は最悪だったと、

そんなふうに語れる、世界を作っていきたいね。

 

 

 

みんなの願いが、ひとつになりますように。

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
しおおむすびと豚汁 19:11

 

ふるさとのお米も美味しいけれど、

日本海の冷たい風に耐えて実ったお米は、また格別。

 

もっちり。

むっちり。

つぶつぶ。

ぎゅっ。

 

あぁ。

どうして、こんなに美しいのか。

あぁ。

どうして、こんなに美味しいにでしょう。

 

即興で作った豚汁は、ごぼうもこんにゃくも欠席だけど、

こんなにもパーフェクトなお米のお供なら、十二分◎

 

お腹も心も満たされて、

あぁ。日本人で良かった。

 

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
初デート。 14:16

 

セーターの

ほころびに咲く

赤もみじ

 

 

まなみちゃんは今日、初めてのデート。

お相手は、もちろんタケ坊。

小学校の頃からずっと好きだったんだもんね。

あの頃は自転車で走り回った、馴染みの山

今日はどうして、息があがる。

 

にぎった5つのおむすび。

3つはタケ坊の。

水筒には熱ーいほうじ茶。

タケ坊の好きな茶色のお茶。

ジャンパーを脱いで、待つんだ。

だって、タケ坊の好きな白いセーターを着てきたんだもん。

小学校の頃から着てる、おばあちゃんの編んでくれたセーター。

 

あ。どうしよう。

セーターの裾が、ほころんでる。

どうしよう。どうしよう。タケ坊、来ちゃうよ。

ジャンパー着ちゃおうかな。どうしよう。タケ坊、来ちゃうよ。

 

すると。

ふわりと、風が吹いた。

 

まなみちゃんのセーターに、もみじが、そっと張り付いた。

ちょうど、あの、ほころびに。

 

タケ坊が来たよ。

 

「タケ坊!こっち!」

 

セーターのもみじも

まなみちゃんのほっぺも、真っ赤っ赤。

 

ちゃんちゃん。

 

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
変わらない、新しい季節 16:51

 

太陽とか月とか雲とか風とか

時間とか、命とか。

人の心とか。

 

私たちには、どうやっても操れないものがこの世界には沢山あって。

時に泣かされたり、

時に自責から抜け出せなくなったり。

 

だからこそ、どうにかしてそれを操れはしないかと

私たちは誰もが大なり小なり頭を抱えて。

研究したり、学んだり。

そうして、少しでも叶えられた日には

それじゃあ、明日も。次も。あれも。それも。

 

人は自分の力に、貪欲で、

人は進化に飽きることがない。

 

 

だけども、こうして

決して変わらない、決して操れないものに、

飽きることなく

心が満たされるのも、確かなこと。

 

良くも悪くも変わっていく、変えていく世の中で

変わらない物事に、しあわせを感じるのも確かなこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
片想い 15:19

 

数々のトラップをかわして、なんとかかんとか穏やかに終える一日。

 

見上げた夜空にお礼を伝えずにはいられない。

「お月さま、今日も一日ありがとう。」

だけど、お月さまにはこちらのことなど、つゆ知らず。

サンゴの産卵でも見守っているに違いない。

いいんです。それでも。

 

隣には警戒心を失くした犬。

当たり前でもないのに、まるで当たり前のように。

「ありがとう。大好きだよ。」

だけど、犬にはこちらのことなど、つゆ知らず。

ネコと友達になる夢でも見ているに違いない。

いいんです。それでも。

 

いいんです。片想いで。

それでも、いつものように月があって。

いつものように犬が元気でいてくれたなら。

それが何よりものご褒美。

 

 

いくつものトラップは、私の中にある。

トラップを仕掛けたのは、昨日の弱い自分に違いない。

今日の私は、昨日の私に勝ったんだ。

ざまあみろ。

よくやった。

祝杯のビールをぐびっと飲み込んだら

月はさっきより、輝いた。

 

明日は、今日の自分にお礼が言えますように。

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
落花生と母。 16:31

 

初めて植えた落花生。

根付いて、一安心。花が咲いて、一安心。

 

もう、いいかなぁ。

ほんとうに、出来てるのかなぁ。

根元を、その辺に落ちてる枝でちょこちょこつついて。

 

ぽろっと、見えた小さな房に大歓声。

落花生が生まれたよ!

 

「生まれた」なんて言葉を使うのは、その名前のせいだけじゃない。

土の中、ぽろぽろぷくぷくとそだった姿は、なんだかじゃがいもとも違う

まるで赤ちゃんみたいで、「生まれた」がとっても似合う。

 

黄色い花の「お母さん」が、落ちて、そこから新しい房の「こども」が生まれるんだとか。

だから、落花生。

 

そんな偉大な母の愛に感動した翌日、

田舎の本物の母親からおこわが届いた。

 

すっかり秋に染まった田舎から

台風一過で真夏に戻された東京に

届いた「それ」は、とうに腐敗が始まっていて

それでも簡単にゴミ箱には入れられない。

 

たとえ、腐っていようが。

臭っていようが、糸をひいていようが、たとえ、口にできなくとも。

腐っても、愛。

 

粘ついた、糸をひくおこわに、妙に母の強さを感じて

ゆであがった落花生に妙な親近感を覚えた。

 

 

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
網戸 16:18

 

何を恐れているんだろう。

 

太陽はこんなにも裸で

浴びたい光は、この体一つでは有り余るほどなのに。

網戸で覆われたみたいに、何もはっきりと見えない。

いや、拒んでいる。

 

見たい現実と、見たくない現実。

嘘であってほしい不安と信じたい未来。

 

本当のことなんて、知りたくないんだ。

 

それなら、この眩しい空は要らない?

それなら、この網戸は永遠に開かない?

 

ほんとうは本当のことが知りたい。

 

それで、前に進めなくなっても?

それで、この網戸は永遠に開かなくなっても?

 

何を恐れているんだろう。

 

網戸が開くことが怖い。

網戸が永遠に開かないことが怖い。

 

見たい現実だけを見ていればいいじゃないか。

 

そうなんだ。そうなんだけど。

 

 

 

 

 

小さな網目の中から青空を除くのが

今はちょっと疲れてしまっただけ。

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
ちゃんと。 15:32

 

 

図るのは好き。測るのは嫌い。

お針子仕事は好きだけど、裁縫は苦手。

 

思い描いたゴールに向かって、レッツゴー。

はりきり跳び出したは良いけれど、いざ目の前に待ち受けるは無数のハードル。

嫌いな定規。嫌いなチャコペン。嫌いなミシン。

大嫌いな、精密がものを言う作業。

そういうものを、なんとか

好きな針と好きな糸と好きなアイロン、それから最終兵器の適当力で

なんとか、どうしてやり過ごす。

よしっと飛び越えられたハードルもあれば

何度も戻っては何度も倒し、ようやく飛び越えたハードルもあれば

倒したことに気づかないフリして、走り逃げたハードルもある。

 

やんなっちゃうよ。

「ちゃんとしたもの」っていうのは。

それでもやっぱり。

思い描いたゴールには「ちゃんと」向かって行きたい。

溜息ばかりでも。

子供みたいに泣きたくなっても。

思い描いたわくわくしたものを「ちゃんと」叶えたい。

「ちゃんとしたもの」は出来なくても

「ちゃんと」伝えたいんだ。

 

 

人生、時には

望んだものを手に入れる為には

望まない道も通らねばならない。んだな。

 

わたくしも大人になりましたよ。おほほ。

 

 

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
芋裁判。 14:18

 

はい。

放置したのは私です。

はい。

芽を伸ばす嘆きの声を、耳に入れなかったのは私です。

はい。

食べられるものを食べられなくしたのは、全て私の責任です。

 

 

下された判決は有罪。

執行猶予4か月。

天の裁判長はおっしゃった。

 

その後悔を忘れるな。それが君への一番の罰。

芋っこ達には数か月の救いの道を与えよう。それは君へではない間違えるなよ。

 

ははー。仰せのとおりに。

 

 

土の中に埋めたのは、葬ったのではなく

救いの道を信じたからこそ。

お芋っこの永遠なる命を信じて。

そうして、4か月。

 

産めよ、増やせよ、地に満ちて。

そんな裁判長のお言葉通り、

優秀なる芋っこ達は見事に土の中から命を再生。

ありがたや、お芋っこ。

ありがたや、天なる裁判長。

ひれ伏してお礼を申し上げます。

 

 

まったく、自然界はすごい。

恩を仇で返す。その反対語は何だろう?

恥を誉で返す?

垂れた頭は胴上げで戻される?

 

こちらの後悔など知ってか知らずか

いやいや、知ったこっちゃないに違いはないんだろうけど。

植物の命の強いことなんの

それを操るお空の巧みなことなんの。

ちっぽけな私は

汗をぶったらし

爪の中にいっぱいに土を入れて

ただただ、救いの道を探るべく

ただただ、いもをほる。

 

 

 

 

 

 

blogram投票ボタン
| - | comments(0) | - | posted by wakana -
| 1/71 | >>