日々是徒然http://wakanabox.hippy.jp/
一生思春期。

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バケツの世界 19:42

 

何万人何億人が、戦争なんて嫌だと叫んでも

何も変わらない。

何万人何億人が、幸せを願っても

何も変わらない。

 

こんな世界で、蝶が20羽30羽増えたところで何が変わるか。

 

迷いの消えた私は、今も蝶をかえしている。

半ばヤケになって、あれから蝶を放している。

そうして、蝶は蝶で、

うちのハゲ坊主となった柚子の木に、それでも一生懸命

またタマゴを産み付けていく。

 

幼虫同士は時々けんかをする。

行きたい方向に、誰かがいた時

食べたい葉っぱに、誰かがいた時

幼虫は互いに体を高々と起こして、えいやーとぶつけ合う。

黄色い角を伸ばして、駄菓子屋のフーセンガムみたいな臭いを放つ。

 

ここからが、面白いところ。

 

けんかの勝敗は、いつも決まっている。

いつも、というより、実は既に決まっている。

 

一通りぶつけ合うと、決まって来た方の幼虫が背中を向けて帰っていく。

そこに既にいた方が、つまりは勝つ。

大きさも、歳も、関係ない。

幼虫たちのけんかは、けんかであって戦いではないらしい。

お互いに、怒って怒って、怒りまくって

そうして、何もなかったように、また黙々と生きていく。

 

 

人間にも出来るはずでしょう。

頭に来たら、はらわたが煮えくり返ったら、

怒って怒って、怒りまくればいい。

だけど、目的は負かすことじゃない。勝つことじゃない。

「自分は怒ってる。」それを十分に伝えたら、十分に伝わったなら、

それで、いいじゃないか。

だめな理由がどこにある?

 

そんな甘い世界ではないというなら、

そんな甘い世界を作ればいい。

 

たった数週間の命の蝶も、たった百年の命の人間も、

生きている世界に変わりはないはずなのに

黄色いバケツも、この部屋も、どこ

同じようなものなのに

なんだかなぁ。

人間は、蝶どころか、青虫にさえ、まだなれないみたい。

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転職 16:44

 

おチビちゃんもとうとう巣立ち、

バケツはただのバケツになった。

 

みんなの家は、夏みかんの葉ハーレムは、

ただのバケツになった。

 

初めに巣立ったジャンボやセコンドは、もう

悲しいけれどきっと天国。

いい伴侶は見つかったかな。

タマゴ、何処かに生んで逝ったかな。

 

ベランダに出る度、視界のすみっこ

再び薄汚れていくバケツは、何か期待しているみたい。

 

バケツよ。

我々の役目はひとつ、終わったね。

 

 

 

ちょっと淋しくなった私とバケツにやって来たのは

青梅ごろごろ。

 

バケツよ。

さぁ、転職の時。

青梅ごろごろ、しっかり洗うぞ。

 

 

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観察の日々5 15:53

6/3 順番

 

昨日ひとり立ちしたジャンボより

一日早くさなぎになったセコンドがさっぱり覚醒しない。

まさか、まさかの嫌な創造を打ち消すように眠るセコンドを手元に移動。

少しづつ、色が悪くなってきて、余計に嫌な考えばかり浮かぶ。

大丈夫だよね、セコンド。

 

6/4 なるほどなっとく

 

朝起きるとセコンドはやっぱり黒い塊のまま。

トイレに行ってもどると

覚醒してる!!

さなぎの色が変わってきたのは、羽根の色が見えてきた証拠なのだと納得。

柚子よりも、今度は居間からよく見えるアジサイの茎に移す。

ゆっくりゆっくり羽根を伸ばし

確かめるように羽根を広げていた。

今まで、まったくなかったものが、存在している。

尚かつ、自分で動かせる。

どんな気分?不思議?不安?感動?興奮?

 

飛び立つセコンドに一羽の蝶がやってきた。

きっと、昨日飛び立ったジャンボだよ。

「よぉ、兄弟」ってセコンドを迎えに来たんだ。

 

6/4 学び

 

黒いのってことは、次はこの子か。

日の光でよく見れば、羽根の模様がすっかり見えてきた。

今度こそ、覚醒の瞬間を見てやるんだ。

意気込みを母と姉にメールしていたら、手元に蝶がぱたり。

また見逃した。

 

今日で三羽が飛び立っていった。

よくよく考えると、自分勝手な、やっぱりこれは神さまに背くことなのかも知れない。

 

前のアパートの庭で生まれた蝶は、みんな幼虫のうちに鳥に食べられた。

それで鳥は生きたし、蝶は沢山卵を産む。

今私がやっていることは、鳥の命を縮め、蝶の生存競争を結局厳しくしているだけなのかも知れない。

たとえば、犬や猫を大きくなって捨てることと

幼虫が蝶になったから、手放すこと。

違うかもしれないけど、

同じかも知れない。

野良ネコに餌をあげること

野良ネコに子供を産まないように手術すること

違うかも知れないけど

同じかも知れない。

 

 

6/5 さなぎさらば

 

次こそはと、目をつけていたさなぎは、

お米を研いでいる間にやっぱり蝶になっていた。

 

覚醒しだすとあっという間にさなぎにさらば。

「コメトギ」と同じ日にさなぎになった「カベスケ」に一秒も逃すまいと

睨みつける。

 

ぱり。

優しい音がして破けたと思ったら、そこからは猛スピード。

煮えたぎる釜から逃げ出すようにはい出てくる。

ところが「カベスケ」、随分斜めってさなぎになっていたものだから捕まるところが何もない。

あわわ、あわわ、とパニック状態。

神に背くも五羽目。

割りばしを差し出すと、まさに命拾いとでも言うようにしっかりしがみついて来た。

 

手前が「コメトギ」奥が「カベスケ」

順番に飛び立っていった。

どうしてか、今までのところ、どの子も飛び立つ瞬間を見せてくれる。

 

いってらっしゃーい。

強く生きるんだぞ。

雨風に当たらずに育った子はコレだから、

なんて言われないように。

強く強く、何にも負けず生きるんだぞ。

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観察の日々4 14:48

 

5/31 三者三様

八番目の青虫がいよいよ、さなぎの準備に入る。

七番目の青虫はさほど狼狽えることなくバケツの壁に蛹化。

おチビちゃん、青虫化。

夏みかんの葉っぱはもう全部アナタのものよ。

 

 

6/1 半分静止

蛹になっていく瞬間を、顔が包まれる瞬間をどうにか見たいのだけど

気がつけば半分さなぎ。

時々びくっと動く。

 

 

6/2 オブジェ

おチビちゃん以外。みんなさなぎになってしまった。

なんか、つまんないなぁ。

中で何が行われているんだか?

ちょっと触ったら、ビクンと動く。思わず、私は「ギャッ!!」

 

 

6/3 覚醒

たっぷり寝坊した朝、のんびり掃除機をかけ、のんびり珈琲を入れ

ふと、顔をあげると二番目にさなぎになったジャンボが

覚醒してる!!

部屋の中で飛んでは大変なので、そっと生まれた柚子に戻してみる。

なかなか飛び立つ様子がなく、ちょっと心配。

 

2,3時間たったかな。イチジクの木に移動。

羽根を大きく広げて、この後すぐに飛び立った。

ジャンボ、元気で生きるんだよー。

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あいまの創造 17:32

 

毎日毎日、虫の成長を観察している。

 

例えば私が、絵の上手な芸術家なら

幼虫は、クレヨン

さなぎは、水彩色鉛筆で描くのになぁ。

 

なーんて、思っていたら

なんでか、無性に絵の具を豪快に使いたくなってきた。

 

ゴミ箱四部作。

 

『私はアナタに染められない』

 

きゃっ。きゃっ。きゃっ。

 

こういう遊びをして時間があっという間に過ぎるのは

何故か惜しくない。

仕事をするより

家事をするより

なぜか充実。

 

お金は入らないし、誰の役にも立ってない。

おまけにお腹は減る一方だっていうのに

なぜかしら。

発泡酒がすごーく美味しく感じる。

 

 

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観察の日々3 14:41

 

5/26 おろおろ

 

ぞろぞろとさなぎへ進化していく。

どうして、こんなにも動き回るんだろう。

ものすごいスピードで動き回る姿は、うろたえているようにも見える。

「おかしいよ。おかしいよ。体がおかしい。」

「だんだん動かなくなる。動かなくなるよー。」

あるいは、「痛いよー。痛いよー。」

 

大丈夫。大丈夫。もうすぐ。もうすぐだからね。がんばれ。

私にはこれぐらいしか言えない。

 

せめて、安心してさなぎになれる場所をと、割りばしを突き立てた。

 

 

5/27 おやごころ

 

今日になって五つのさなぎ完成。

割りばしを頼ってくれたのは、結局一匹で

他の子はそれぞれに、自分で信用できる枝を見つけ、壁をみつけ。

 

細い枝なんかより、ツルツルの壁なんかより

太くて頑丈な割りばしの方が良いだろうに。

私の差し出した場所の方がいいはずなのに。

 

はっ!!

まるで親!!

私、まるでどこかの親みたいじゃない⁉

 

 

5/28 インテリア

 

さなぎになると、あとは待つだけなので少々つまらない。

 

まだ青虫の子もいるので、掃除の為出せるさなぎは外に出すことに。

改めて見れば、なんて色とりどりのさなぎたち。水彩色鉛筆で描いたよう。

枝に付いているのを良いことに、このままぶら下げる。

 

ちなみに真ん中のが「セコンド」

一等早い成長とみた。

 

 

5/29 うさぎとカメ

 

さなぎを出したので久しぶりに、夕べは新鮮な葉っぱを。

残るは青虫3匹、おチビちゃんひとり。

新鮮な葉っぱはやっぱり美味しいとみて、ぼりぼり、もぐもぐ夢中で食べる。

おチビちゃんもようやく大きくなってきた。

大丈夫。おチビちゃん。

アナタはきっと、賢い子ね。

 

 

 

 

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観察の日々2 14:45

 

5/21 三つ子の魂百まで

 

昨日は虫かご改め、バケツに買ってきたキャベツを山ほど入れて

よし!いざ、引っ越し。虫も柚子も守ったる!!

今朝起きるとキャベツを食べた様子はまったくなく、バケツから脱出を図ろうとしていた。

やはり運命に背くのは、そうそう容易いことじゃない。

 

キャベツが嫌いなら、何ならいける?

柚子の葉を食べてここまで、(たぶん中学生ぐらいまで)育ったならば、他のものは受け付けない?

一つの可能性を見つけたら、そこに飛びつくしかない。

近所の地図を頭に思い浮かべるも、柚子は見つからず、空き家の放置された夏みかんの木を思い出す。

ええぃ。柑橘系で勝負。

日が暮れたことを確認、ハサミを握って、いざ。失敬。

 

すごい、食欲。

みんながみんな、脱出を忘れ、もりもり食べる。

柑橘系、正解◎ 三つ子の魂百まで、ってこと。

 

 

5/22 運命

 

朝になると、まるでその為の葉っぱのベッドのように

一匹死んでいた。

昨夜、緑色に成長したばかりの子。

 

どんなに食べ物があっても

どんなに敵はいなくとも

どんなに守られた世界の中でも

死はある。運命はある。

 

干からびていく姿。

 

みんな。

ひとり死んじゃったよ。

 

みんなは気付いていない、というより

見えないフリをしているみたいだった。

 

 

5/23 ようこそ

 

みんな続々と成長している。

いつか、葉ボタンへの実験台にされた二匹は、いつからか

「ジャンボ」と「セコンド」と呼ばれるようになり

今日は、セコンドがジャンボより大きくなった。

個人的には、あの日私の手の中で絆を結んだセコンド。

ムチムチにニヤニヤ。

 

ベランダに出ると

幼虫の難から逃れたはずの柚子に新しい子が生まれていた。

あの嵐を乗り越えて、踏ん張って踏ん張って

ここにいたんだね。

 

さぁ、いらっしゃい。

若い葉っぱをいっぱいとってきてあげるね。

 

 

5/24 インターネット

 

いつものように大量のうんちを片付け、新しいみかんの葉を投入。

さっきまでじっとしていたセコンドがやたらと元気に。

喜んで眺めている内に、バケツの壁を登りだした。

セコンド、何処いくの?

あなたの家はここでしょ?

戻しても戻しても、セコンドは落ち着かない。

マイペースで喧嘩が嫌いなセコンドが、仲間たちを邪魔といわんばかりに暴れ歩く。

 

どうしたんだよ、セコンド。

 

泣きたくなる気持ちで、インターネットにしがみつく。

 

「幼虫は、さなぎになる前に激しく歩き回ります。

 飼育している場合は逃亡することが多いので気をつけましょう。」

 

インターネットはいつも冷淡に答えを下す。

 

とはいえ、セコンドの行動にも納得がいき一安心。

ついでに、キアゲハではなくアゲハだったことも発見。

アゲハは決まって、柑橘類の葉に卵を生むんだとか。

 

何が「三つ子の魂百まで」か。

私の感動をインターネットは冷たく踏みつぶす。

 

 

 

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観察の日々 15:25

 

5/15

みんな続々と行動しはじめた。

兄弟との挨拶もほどほどに、もぐもぐタイム。

 

柚子の葉がどんどんなくなる。

花が枯れ始めたのは、そういう時季だから?に、しても心配。
5/18
迷った末、ついに神の領域に。
柚子を救済すべく、幼虫くんたちを雑草と化した葉ボタンにお引越し。
実験の為、とりあえず、特に元気なのを二匹。
おぉ、神よ。
私は虫と柚子の運命を変えてしまうのか。
おぉ、神よ。
私はあなたに背くのか。
5/19
実験失敗。
元気だった二匹は、見知らぬ場所ですっかり元気がなくなってしまった。
あぁ、神よ。許してください。
急いで柚子の葉に戻したものの、一匹はどうにも食慾戻らず、挙句の果て葉から落ちた。
あぁ、神よ。私に力を。
思いついて、手のひらの水瓶から命の水を。
数時間後、なんと進化している!
あぁ、なんてこと。
神は
虫は
柚子は
ここにいる!
5/20
大きくなってる!
成長してる。
神よ。
私は決めました。
これからキャベツと虫かご、買ってきます。
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ゆずむし 17:05

 

アゲハがやたら舞っていると思ったら、

柚子の葉にたくさん玉子。

 

翌日には、もう幼虫、たくさん。

 

となりの葉ボタンの葉の方が美味しそうなものだけど、

生まれた場所で、よそ見もせずに、生きている。

向こうの葉には兄弟たちもいるのに、

生まれた場所で、ひとり、生きている。

 

その内に、青虫マンション出来るかな。

その内に、兄弟たちとも会えるかな。

 

がんばれー。柚子。

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年長たけ組 14:28

 

あれ以上、敵わない真っ青な空。

 

お昼寝時間からの逃亡。

 

木田くんの鼻血。

 

夏の長袖。

 

カンチョー。

 

ストーブで溶けたお弁当箱。

 

中島くんと一緒に入ったフラフープ。

 

黄色い毛糸のパンツ。

 

隣の床屋のおじいちゃん。

 

ピンクでも、水色でもないみどり色。

 

 

幼稚園の頃の思い出が次々とよみがえるのは、

たけのこご飯のせいかしら。

 

お姉ちゃんと、「おんなじ」が欲しくて欲しくて

先生たちに再三頼んで、叶った、「たけ組」。

大好きなみどり色の組帽子をかぶれるのが

あの頃の一番の誇りだったかもね。

 

にょきにょき

にょきにょき

にょっき〜!

 

たけのこ体操を思い出したら、もう一杯。

おかわりと、いきましょう。

 

 

 

 

 

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